:: FEB. 1 ::


夕べは夜中まで騒いでいたのに、意外と早く目覚めた。
いよいよ今日は結婚式。
窓の外を見ると、青空が広がるいいお天気。
絶好のハワイアン・ウェディング日和〜♪
朝食は友達と食べる約束をしていたので、ママが入れてくれたコーヒーを飲みながら1時間ほどお喋り。
今日は結婚式の後、そのままワイメア・プランテーション・コテージ(以下、WPC)に泊まるので、
小さなボストンバックに荷物を詰めて支度した。

Rice St.にある銀行に寄ってから、約束の時間にククイグローブS.Cへ行った。
待ち合わせの場所は「Deli&Bread Connection」。
サンドイッチが美味しいこのお店は、もうすっかりお馴染みですよね。
お店の前で「久しぶり〜」とお約束のハグハグ。
彼女はいつもマメにメールをくれるので、なんだか久しぶりと言う気がしないけど、
やっぱり会えると嬉しいわ。
オーダーしたのはスープ&サンドイッチ、私はクラムチャウダーとチキンサラダサンド。
友達はガーデン・ベジタブルと言うミネストローネ風のスープにターキーサンド。
どちらも美味しそうでしょ?



            



他愛のないお喋りに花が咲き、アッと言う間に時間が過ぎる。
食事が済んで、近くの友達の家にふたりでお邪魔した。
あまり時間がなかったけど、1才4ヶ月になるジュニアの顔をどうしても見たかったの。
オネムだったのかちょっと機嫌が悪かったけど、ママ似の彼は文句なしにかわいい!
皆、元気そうで何よりね。
「また、夏にゆっくり会おうね!」と別れを告げて、空港へ向かった。

この日、日本から到着する花嫁のお友達をお迎えに行くことになっていたのだ。
11:35着のアロハ航空は定刻に到着していたようだ。
日本人が少ないリフエ空港なので、ターミナルを出たところで腰掛けて待っていた彼女を
すぐに見つけることが出来た。 どうやら10分ほど待たせたみたい。
「初めまして、遅れてごめんなさい!」と挨拶を済ませて、車を走らせた。
WPCに向かう前に、今日のサプライズに必要なレイを買わなくてはいけない。
欲しかったマイレ・レイがPUHI PLAZA VILLAGEの「PEOPLE'S MARKET」にあると聞いていたので寄り道。
冷蔵庫の中にあったマイレ・レイは、水で湿らせた新聞紙に包まれていた。
中を開けると、マイレの爽やかな香りが広がった。
花嫁と花婿にプレゼントするレイは白のオーキッドにした。
ピカケのシーズンだと良かったのにね。
これで準備万端、一路ワイメアへ向かった。







懐かしい景色を横目に、お喋りしながら40分ほどのドライブでワイメアの町に。
BIG SAVEでビールなどを調達してWPCに到着。 噂のWPCだ〜!
何度も前は通り過ぎているけど、敷地内に足を踏み入れるのは初めてだった。
カウアイフリークにはお馴染みのWPC、ハズレの感想など聞いたことはない。
いつかは泊まってみたいアコモのひとつなのに、なかなか機会がなかった。
それが今回、お招き頂いた結婚式の場所がWPCだと言う。
泊まらなくてもリフエまでは十分帰れる距離だけど、きっと呑むに違いないし(爆)、
こんなチャンスはないわ、と1泊だけすることにしたのだった。



            



早速、UI TRAVELにお願いしたけど、50%オフ(ETC)ではもう空いてないとのこと。
ラックレートで泊まるのは悔しいけど、すっかりWPCモードになっていた私は
一番安いホテルルームをネット予約したのだった。
敷地内はココナッツ・グローブが広がり、これぞザ・カウアイって感じ。
入ってとすぐにレセプションハウスがある。
こじんまりとしたフロントはアットホームな雰囲気で、スタッフの対応も良い。



            



チェックインを済ませて、部屋に向かう。
私の部屋は#45、下に「JOSE COSTALES」と書かれていた。
きっとプランテーション時代の住人の名前なんだろう。



          



しかしここは小さなコテージ。 これが私が予約したホテルルーム?
予約確認書を見ると、ホテルルームは「Kruse House」とある。
どうやら1BRのコテージにアップグレードしてもらえたようだ。
フロントのお姉さん、何も言わなかったから気が付かなかったわ。
入り口の白いドアを開けると、8帖くらいのリビング。
シックなハワイアンプリントのソファとラウハラのラグが目を引く。
ラジオからはハワイアンが流れていた。 嬉しい配慮だ。
左手奥がベッドルーム、クィーンサイズのベッドはひとりかカップル向き。
小さなクロゼットもあった。



            



リビングの奥、一段下った造りになっているダイニング・キッチン。
カントリー風のいかにも若い女性に受けそうなインテリア。
大きな冷蔵庫、一通りの食器と炊飯器も完備されていた。
これなら数日の滞在でも問題ないだろう。
ここからは裏庭に出られるようになっている。
グローブ・ビューなので、海は見えないけどね。



            



寝室の反対側にあるバスルームは、猫足のバスタブやアンティーク風のキャビネットがいかにも雰囲気。
ヘア・ドライヤーはリクエストするようになっていた。
決して快適とは言えないが、近代的なホテルにはない味わいがここにはある。



              



荷物を解き、昨日買ったばかりのCDを聴きながら着替えを済ませた。
初めてのハワイアン・ウェディングは、分からないことだらけ?
どんなお洋服で参列したらいいのか迷ったけど、ハワイだしお気に入りのムウムウに決めた。
フラも踊ることだしね。(笑)
それにしてもハワイアンスタイルはカジュアルで、しかも安上がりでいいことづくめじゃない?
近頃ハワイアン・ウェディングが人気なのも頷ける。
2時過ぎにEMMYさんがやって来た。
明日、一緒に渓谷へ行く約束をしていたのだが、お部屋を見てみたいと言う彼女、
「それなら泊まったら?」とお誘いしたのだった。
クィーンベッドで添い寝だけどね。(爆)

お式は3時から。
場所はビーチフロントにあるマネージャーズ・ハウス前の庭とのこと。
敷地図を見ると遠そうだったので車で移動したけど、庭を突っ切って行けば歩いて行ける距離のようだった。
まず玄関先にいらした新郎とご挨拶し、ご両親やお友達とも言葉を交わす。
皆さん、とても感じの良い人達、きっと花嫁も素敵な人に違いないわ。
そう、この日が初対面だなんて信じられないような話なの。(笑)
お式の前に会いたかったけど、花嫁はすでにお支度に入っていて、タイミングを逃してしまった。
マウイからHIROさんさん、奥様のKanaさんも参列。
そもそも花嫁と知り合ったきっかけは、HIROさん繋がりだったのだ。
1年半ぶりの再会がまさかカウアイでだなんてね〜。
知ってる顔を見て、それまでの緊張感がやっとほぐれた気がする。

広い芝生の上には大きなテントが張られ、レセプションの準備もすでに整っていた。
大邸宅のお庭でのプライベート・ウェディングって感じだろうか。 
まるで映画のワン・シーンを見るかのようで、とても楽しみ〜♪
青空の下で、牧師さんが吹くホラ貝の合図でお式が始まった。
新郎とお母様に続いて、新婦がお父様のエスコートで歩いてきます。
バラの花びらがバージンロード代わりだった。



            



BGMは元HAPAのKelii Kanealiiの生歌と、波の音。 なんと言う贅沢!
ハワイの太陽と、カウアイの風と、ワイメアの海も祝福してくれているようだった。
誓いの言葉や指輪の交換など、厳かな中にも暖かな雰囲気でお式は進められた。
花嫁も隣に座っていた花嫁の友人も、感極まって泣いていた。
この私でさえも思わず涙してしまうほど、感動的な結婚式。
私も娘がいるので、花嫁の母の気持ちだったのかもね。
生まれたばかりのカップルをフラワーシャワーでお祝いし、お式が終わった。







ふたりが結婚証明書にサインをした後、参列者にレイのプレゼントをしてくれた。
男性には新婦からククイとティリーフのレイ、女性には新郎から
グリーンオーキッドのレイ、ふたりのアロハがいっぱい詰まっています。
これもハワイアン・ウェディングならではのプレゼントね。
そうそう、ドレスもアロハシャツも花嫁のお友達の手作りなんですが、
ハワイアンキルトのリングピローもなの。
あまりに可愛くて写真を撮らせてもらったの。



        



4時半から始まるレセプションまで少し時間があるので、一旦お部屋に戻った。
喉が渇いたからビールを飲ませろと言うHIROさんを連れて。(爆)
ちょうどプールに行っていたEMMYさんも戻って来て、彼女もHIROさんとの再会を喜んだ。
そうそう、ビールを飲むためだけに戻って来たのではない。
いよいよ始まるサプライズの準備だ。
出席のお返事をさせて頂いてから、お祝いはどうしよう?
いわゆるご祝儀を用意していく方が無難かしらと思っていたところ、
「ハワイでしょ?カウアイでしょ?Aniniらしいお祝いはできないの?」と友達に言われた私は、
サプライズを考えることにしたのだった。
悩んだ末に決めたのが、ヘアラニ・ユンのフラ。
そう、'85年のミスアロハフラでケリィ の奥様でもある彼女は、今も現役で活躍するフラダンサーであり、
クムフラ(フラの先生)だ。 フラ好きな人はご存知ですよね?
その彼女に踊ってもらえたら、素敵なプレゼントになるのでは?と思いついた。
勿論、簡単に実現した訳ではない。
ヘアラニとの仲を取り持ってくれた知人には心から感謝したいと思う。

レセプション・ハウスの前で待っていると、ヘアラニが自ら運転してやって来た。
車から降りたヘアラニ、思ったよりも背が高くてびっくり。
8才になる息子さんも一緒だった。
「前に雑誌で見たことあるよ。」と言うと、照れ臭そうに笑っていた。
感激のご対面に私は飛び跳ねるように喜んでいた。 とは、そばで見ていたEMMYさんの弁。
彼女にマイレ・レイをプレゼントすると、「いい香りね。」と喜んでくれた。
新郎新婦のレイはヘアラニから掛けてあげて欲しいとお願いした。
そろそろレセプションが始まるので、急がなきゃ。
皆にバレないように、ヘアラニにはこっそり隠れていてもらった。
ケリィに目で合図して席に着いた。 「うまくいきますように!」



        



まずはウェディングケーキのカット、新しい夫婦の初めての共同作業だ。
シャンペンで乾杯をした後は、花嫁が"Ke Kali Nei Au"(Hawaiian Wedding Song)をご主人にプレゼント。
花嫁のアロハがいっぱいのフラはとても素敵でした。
暖かな眼差しでじっと見つめるご主人も嬉しそう。



              



そして、いよいよヘアラニの登場です。
進行役を勤めていたKanaさんが紹介すると、花嫁はびっくり!
満面の笑みで新郎新婦の席に行ったヘアラニは、レイをプレゼントしてくれて、踊ってくれました。
1曲目、何だったか覚えてないほど、私も舞い上がっていた。
あのヘアラニが目の前で踊ってくれているなんて、夢のようだった。
2曲目は私がリクエストしていた「Lei Pikake」、ヘアラニが踊る優雅なフラは、食事の手も止まるほどうっとり。
少し休憩をしてからは、HAPAの曲でもお馴染みの「Ka Ulwehi O Ke Kai」。
花嫁も一緒に踊れて、とても喜んでくれた。
うん、サプライズ大成功!大満足だわ。
ヘアラニ、Mahalo〜♪







アヒのサラダから始まったお料理、写真を撮り忘れていて、気が付いたのはデザート。(笑)
マカダミアナッツのアイスクリームにハウピアプディングとフルーツ添え。
ハワイならではのデザートで締めくくりだった。







6時を過ぎると、そろそろサンセットの時間、太陽の位置が気になりだす。
写真撮影のためにビーチに連れて行かれた新郎新婦を、皆で茶化しに行った。
さすがハワイのカメラマン、甘〜いシーンを撮りたいのだろう。
ふたりにポーズを取らせる度に、外野のうるさいこと。
そうしているうちに、太陽は茜色に輝きながら沈んでいった。
とても綺麗なサンセットだったのは、言うまでもない。







6時半、日没と共に宴も終わりを告げた。
しかし、まだまだ夜は長い。 テラスに席を移して二次会へと続く。
リラックスした気分でわいわい飲みながら、お喋りが弾んだ。
ほろ酔い気分で調子に乗った私は、花嫁と一緒に「Ka Hinano O Puna」と「Ka Ulwehi O Ke Kai」を踊った。
フラ歴の長い花嫁と一緒に踊るのは憚るけど、まあ、ご愛嬌と言うことで。
芝生の上で素足で踊るのは気持ち良くて、何より楽しかったわ〜♪

お部屋に戻ってEMMYさんに感動を報告。
余韻に浸りながら幸せな気分でベッドに入ったのは、12時を過ぎていた。

じゅんこちゃん、おめでとう!
どうぞ、お幸せにね!
そして、Alohaがいっぱいの結婚式に参列させて頂いて、私もとてもHappyです。
どうもありがとう〜!



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